ドラクエ3勇者一人クリアの記録



〜 第6幕 ピラミッドの呪い 〜
母さん。
イシスの北にピラミッドがあるんだ。
好奇心旺盛なボクは、カンダタを倒した勢いそのままに行ってみたんだ。

ピラミッドの中は不気味だったよ。
ミイラが襲ってきたりするんだ。
B2Fに何やら怪しいボタンを見つけたんだ。
だけど、途中何度も落とし穴にはまっていたボクは警戒したね。
「押そうか押すまいか考え中」だったボクの体にビビビッと電気が流れたんだ。
イシスのこどもが歌っていた「まんまるボタンはおひさまボタン」の歌を
思い出したんだ。っていうかその時、口ずさんでいたんだ。
それで半信半疑で、その歌の通りやってみたんだ。どうなったと思う?
どっかで岩が動く音がしたんだ。
それでそっちの方へ行ってみたら、まほうのかぎを見つけたんだ。
お宝ゲット〜♪ と興奮していたんだけど、あることを思い出したんだ。
ツタンカーメンの呪いをね。母さんも知ってるだろう?
ツタンカーメンが眠るピラミッドを発掘した調査隊やその関係者が
次々と謎の死を遂げたっていう話さ。
その話を思い出したボクは一目散にピラミッドの外へと逃げたんだ。

表へ出たボクは愕然としたね。
まほうのかぎを握り締めたままだったんだ。
王家の宝を持ち出しちゃった。
焦ったボクは元の場所に返しに再びピラミッドの中に入ったんだ。

パニクっていたボクは、また落とし穴へ落ちてしまったんだ。
落っこちた衝撃で、まほうのかぎを床に落としてしまったんだ。
急いで探したさ。気づいたら「メガネ、メガネ」と言っていた。
すでに呪いがかかり始めてるのかもしれない。
とにかく探しまくったんだ。そしたら


偶然、隠し階段を見つけてしまったんだ。

まほうのかぎはその近くに落ちていた。
かぎを返しに行くのが先決だったんだけど、
ボクの好奇心が階段を下りろと言っていたんだ。

階段の先の通路を進むと、仰々しい扉があったんだ。
その扉をまほうのかぎで開けて、さらに進むとすごいお宝があったんだ。
ボクはすごいもんを見つけたよ。
この輝き、この重み、たぶんすごい価値があると思うんだ。
このおうごんに輝く爪の形をしたお宝を手にとってから何か体が変なんだ。
っていうか敵が出まくりなんだ。
襲ってくる敵から逃げて逃げて、やっとピラミッドを抜け出したんだ。
もうピラミッドに入りたくないから、とりあえず、
このおうごんのつめはアリアハンのあずかりじょに預けておくことにするよ。
まほうのかぎもありがたく貰っとくことにしとくよ。


母さん。
ロマリアの西のほこらにいる憲兵が、
まほうのかぎがあればポルトガに行けると言っていたのを思い出したんで
ポルトガに行ったんだ。


すごい偏見を持っている女性がいたんだ。

王様にあいさつしに行ったら、ひがしのくにへ行って
くろこしょうを持って来いと言われたんだ。
そうしないと勇者と認めないと言うんだ。
明らかに利用されているだけなんだけど、ピラミッドの呪いから
逃れたいボクにとって遠くの国へ行くことは好都合なんだ。
だから母さん、ひがしのくにへ向かうよ。


母さん。
アッサラームの近くに東に行けそうな洞窟を見つけたから入ったんだ。
奥へと進むと、屈強なオッサンが一人で住んでいたんだ。
こんな所に一人で住んでるなんて、いかにも怪しいんだけど
他に話をする人がいないから、恐る恐る話しかけてみたんだ。
どうやらこの人がノルドという人らしい。
手際よくポルトガ王からもらった手紙を見せたら、ついて来いと言うんだ。
後を追うとノルドのオッサンが岩壁を猛烈なタックルで叩き壊して
通路を作ってくれたんだ。
ボクは、この人が真の勇者ではないだろうかと思ったんだ。


いよいよ、ひがしのくにへ突入だ!


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