母さん。
ダーマから東へ行ってみたら、ジパングという風変わりな国へ着いたんだ。
エキゾチックだよ。
町の人達は、みんなボクのことをガイジン、ガイジンってよぶんだ。
この国の女王は、ガイジン嫌いなんだ。
だからボクは、とっととその国を出たんだ。
長居してたらこの国の憲兵にとっ捕まえられるかもしれないからね。
やること無かったんで、近くにあった洞窟に入ってみたんだ。
どんどん奥へ進んだら、やまたのおろちとかいう怪物が座ってた。
無視して立ち去ろうかと思ったけど見つかっちゃったよ。
こてんぱんにやられたよ。
途中、はんにゃのめんを拾ったので、うちのリビングに飾ろうと思うんだ。
いいだろ、母さん。
おろち退治は後回しにして、もっと世界を見てくるよ。
母さん。
旅の泉を行ったりきたりしているうちに見知らぬ土地に来てしまったんだ。
とりあえず散策していたらサマンオサという町に着いたんだ。
早速、お城の王様にあいさつしに行ったら、牢屋へぶちこまれたんだ!
このボクがだよ! ちょっとパニクったけど、
牢屋から難なく脱獄してうろちょろしていたら王様が寝てたんだ。
話をしてみると、どうやら本物の王様で今の王様は偽者なんだって。
こりゃ大変だー。
そういうわけで、真実の姿を映すという鏡を取りにラーの洞窟へ行ってくるよ。
母さん。
ラーの洞窟は広くて大変だったよ。
歩き疲れて足が棒のようになったんだ。
少し休憩しようと、地面に腰を下ろしたところが落とし穴だったんだ。
ボクったらオッチョコチョイ。
うわっ、ボクすごいついてる!
これで偽王様の正体を暴いてやるぜ!
サマンオサに戻ってみたものの、また王様に会いに行くと
ろうやへぶち込まれるのがオチだから、夜になるのを待って
偽王様が眠る寝室へ行ったんだ。
そこでラーのかがみに映る偽王様を見てみたら、
三段腹のぶよぶよの怪物が映ってたんだ。
寝首を狩ってやろうと思ったんだけど見つかってしまって、
逆に狩られたよ。ハハハ。
母さん。
サマンオサのボストロールがあまりにも強いので
ドラゴンキラーを買って、再びやまたのおろちを狩りにいったんだ。
また狩られた。
レベルがカンダタを倒した時と同じだからもっとあげることにするよ。
あぁ、もちろん第2の故郷ムオルへ行くのさ!
母さん。
レベル36で三度目のやまたのおろち狩りに出かけたんだ。
また狩られた。
あんな怪物倒せっこねーよ。
ムオルの町で、地平線に沈む夕日を見ながら黄昏ていたら
ある人がナゾの日記をボクにくれたんだ。
その日記にはこう書いてあった。
やまたのおろちとボストロールにはギガデインを打ち込め!
この方法にかけてみることにするよ。
ムオルの東のでかい氷で、はぐれメタルと出会ったことがあるから
早速レベル上げのため、はぐメタ狩りへ出かけるとするよ。
母さん。
はぐれメタルは、なかなか出ない上に逃げ足が速いんだ。
でもこの前やっとこさ倒したら、しあわせのくつを落としたんだ。
とっても珍しいくつだから、飛び上がって喜んだんだけど、
ちょうどその時道具袋が満杯だったんだ。
だからしぶしぶ装備していたてつのたてを投げ捨てたんだ。
しあわせのくつっていうのは、1歩歩くごとに経験値が1もらえるっていうくつなんだ。
はぁ。。8万歩か。。。
母さん。
レベルが42になったらギガデインを覚えたんだ。
だから日記の効果を試すべく、早速やまたのおろち狩りへ出かけたんだ。
やまたのおろちはいつものように座って待っていたんだ。
ボクが最終兵器ギガデインを習得してるとも知らずにね。
うん、楽勝だった。
ギガデイン2発でおろちはしっぽをまいて逃げていった。
「待てーっ」と威勢よく追いかけていったもののMPが残り少なくなっていたから
いったん宿屋に泊まりに帰ったんだ。
翌朝、リフレッシュしたボクはジパングへ行ってみたんだ。
そしたらヒミコがケガを追って寝込んでいた。
ヒミコがおろちだったんだ!
ケガのせいか、ボクを見て"そなたたち"と言った。
もう長くはあるまい。
黙っておけといわれたのでイヤだと言うとまた襲ってきた。
放っておいても死ぬだろうと思っていたけど、またギガデイン2発でやっつけた。
記念にパープルオーブを頂いた。
ギガデインの威力に味をしめたボクは、ボストロールを倒しにいったんだ。
うん、楽勝だった。
おろち同様ギガデイン2発を打ち込んだんだ。
そしたら、断末魔の叫びをあげて床に倒れたんだ。
記念にへんげのつえを頂いた。
母さん、へんげのつえを使うといろんな姿に変身できるんだ。
しばらくこのつえで遊んでいくよ。