ドラクエ3勇者一人クリアの記録



〜 第2幕 じいさん達 〜
母さん。
ナジミの塔に行く前に、やくそうとかを買おうとアリアハンに戻ったら、
すっかり夜がふけていたんだ。
道具屋の大将も家に帰っていた。
ボクも家に帰って、ゆっくりしようかなと考えながら夜道を歩いていたら


酔っ払いがいた。
やっぱりこんな奴と仲間にならなくてホント良かったと思ったよ。

翌朝ボクは、キメラのつばさを1つと、どくけしそうを持てるだけ買って、
アリアハンの西のナジミの塔へ行ったんだよ。
ナジミの塔って孤島に建ってるからどうやって行けばいいかわかんなかったけど、
その辺をうろちょろしてたら近くに怪しい洞窟があったんだ。
とりあえずその洞窟の中に入ってみたら、そりゃもうバッチリさ!
塔に着いたんだ。洞窟は塔につながっていたんだ!

とにかく塔だから最上階を目指すことにしたんだ。
途中、バブルスライムとかいう毒々しい敵に毒を負わされたりしたけど、
どくけしそうを持てるだけ持っていったおかげで毒死しなくて済んだんだ。
そんなこんなで、何とか最上階へ着いたんだ。


変なじいさんがいた。
じいさん曰く、ボクに鍵を渡す夢を見たから鍵をもらってほしいんだって。
そんなこと言われても困るよね。
でもくれるというんだから、ありがたく頂戴したんだ。

「このじいさんはどうやって最上階まで来たんだろう。
 ひょっとするとものすごい拳法を使うのかも。。
 いや、仙人か?
 でもまぁ、こんな所に一人で突っ立ってるなんてどっちにしろ変な人だな。」
ボクは、こんなことを考えながらナジミの塔を後にしたんだ。


母さん。
ナジミの塔で、かぎをもらってからレーベに行って怪しい扉を開けてみたんだ。


そしたら、また変なじいさんがいた。
"はなし"ってなんのことだろう? ボク何か言いましたっけ?
ボクは事態が飲み込めて無かったんだけど、
じいさんが「まほうのたま」とやらを差し出すもんだから、とりあえず受け取ったんだ。
ボクは「また変なものをもらっちゃったよ」とブツブツ言いながら、
その怪しく輝くたまをポケットにしまったんだ。


母さん。
レーベから東に行ってみたらほこらがあって、そこに住むじいさんと話をしたら
まほうのたまをもって、いざないのどうくつというところに行けと言うんだ。
他に行くところがなかったから、しぶしぶじいさんの言う通り行ってみたんだ。


そこにいたじいさんの言う通り、かべが邪魔で前にすすめないんだ。

「どうしたらいいんだ。。。」呆然とその場に突っ立っていたんだけど、
流石はオルテガの息子だよ。ピンときたね!
このまほうのたまとやらを使えば、かべが開くんじゃないかと思ったんだ。
思い立ったが吉日とばかり、さっそくやってみたんだ。


かべが爆発した。

いやぁー、びっくりしたよ。
てっきり、犯人の書斎の本棚のようにウィーンってかべが開くもんだと思ってんだ。
爆発の勢いで砂が目に入ったけど、これくらいどうってこと無いさ!

母さん、それにしてもここの洞窟の敵は強いよ。
一人で旅してるボクにとっては強すぎるよ。
まほうつかいが4匹現れた時は、死を覚悟したよ。
それからアルミラージという敵がいるんだけど、
こいつがラリホーで眠らせてくるんだよ。
目が覚めてみたら瀕死の状態だったって事もあったよ。

もうダメだと思った時、光が見えたんだ!
そうさ、洞窟の出口さ!


外に出て傷の具合を見てみたら、別にたいしたケガはしてなかったよ。
安心したボクは辺りを見回してみると、どうも変なんだ。
母さん、どうやらボクは別の大陸に来てしまったみたいなんだ!


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