母さん。
やっとゾーマ城に乗り込んだと思ったら、だいまじんが６体襲ってきたんだ。
もちろん、やっつけたけどね。
レベルが６４になった。
隠し階段もなぜかすぐ見つかったんだ。
しばらく歩いたら、ボクは一瞬驚きで身動きが取れなくなったんだ。
父さんが生きてたんだ！
遠目から見たらカンダタそっくりだけど、父さんなんだ。
上半身裸でマッスルボディ、将来ボクも父さんみたいになってしまうのかな？
父さんは、キングヒドラと戦っていたんだ。
しかし、善戦したけど負けてしまったんだ。父さんの亡骸を後にしたボクは、
父さんの願い、みんなの願いである平和を取り戻すべく
ゾーマのところまで早足で行ったんだ。
いよいよ、ゾーマとの戦いかと思ったら手下どもが襲ってきたんだ。
まずはキングヒドラ。
バラモスと同じ戦法ひたすら打撃作戦でいったけど、
なかなか死ななかったんでギガデインを打ちこんだら死んだ。
次は、バラモスプロス。
打撃だけで勝てた。
この後ボクは、はんにゃのめんを装備したんだ。
この恐ろしい形相をしたお面で、ゾーマをびびらせてやろうと思ったんだ。
そしたら、まだ手下が１匹残ってた。バラモスゾンビって奴が。
こいつも打撃だけで勝てた。
ＨＰを回復させたかったんだけど、混乱していて呪文が使えなかったんだ。
だから、ゾーマ城をてくてくと歩いてＨＰを全快させたんだ。
ついにゾーマと決着をつける時が来たんだ。
まずボクは使い道が分からなかったひかりのたまを使ったんだ。
ここで使わないともう使う場所がないもんね。
するとゾーマのやみのころもをはぎとったんだ。
ゾーマは、かなり動揺していたみたいなんだ。
だって、いてつくはどうばっかりやってくるんだもん。
母さん、どういうわけかゾーマにはベホマが効くんだ。
だからＭＰが続く限りベホマを打ち続けたんだ。
さすが大魔王、なかなか倒れない。
とうとうＭＰが切れてしまったんだ。
自分にもベホマがかけれなくなって冷や汗が出たけど、
渾身の力を込めて、おうじゃのけんで切りつけたんだ。
これは父さんの分！
これはヤムチャの分！
まだゾーマは倒れない。
ボクの体は後１回の攻撃をもしのげないだろう、そう直感したんだ。
ホラー小説の次のページにある挿絵を見るくらいの緊張感が漂ったんだ。
そして最後の力を振り絞ってゾーマをぶん殴ったんだ！
ゾーマはひざから崩れ落ちた。
母さん、やっと世界を平和にすることが出来たよ。
ラダトームでの宴会が終わったらアリアハンへ帰るよ。